南郷谷のＣ１２（高森線）

九州は阿蘇山麓の南郷谷を行く高森線はＣ１２がミキスト（混合列車）を引いて、のどかに走る路線として有名でした。
一度は行ってみたかったこのローカル線。’７４年３月に初めての九州旅行でＣ１２ ２４１牽引のミキストに乗ることが出来て大感激でした。
’７４年４月の大改正（日豊線宮崎電化）の際に、客貨分離となり、貨物列車のみとなりましたが、最後の現役Ｃ１２として、新幹線博多開業（’７５年３月）まで、Ｃ１２ ２０８号が使命を全うしました。
　

レンガ積みの熊本機関区にて交番検査中のＣ１２ ２０８

'74-8-27
　

客貨混用の頃

阿蘇山をバックに高森の駐泊所で一休みするＣ１２ ２４１

'74-3-23　高森
ミキストを牽引したＣ１２ ２４１のナンバープレートは緑地

'74-3-23　高森
阿蘇白川に停車中の１２８レ

Ｃ１２ ２４１＋オハフ３３×２両

'74-3-23　阿蘇白川
立野に到着した１２８レ

Ｃ１２ ２４１の大型ヘッドライトが厳めしい。
（現在、高森駅前に保存中）

'74-3-23　立野

　

ＤＤ１６登場

’７４年７月には、ＤＤ１６との練習運転が行われ、ついにＤＬ化が間近に。

ＤＤ１６ ４０（熊）＋Ｃ１２ ２０８（熊）

'74-7-24　立野
　 　

　

置換え目前の貨物列車

立野にて発車待ちのＣ１２ ２０８下り貨物列車。
高森線は外輪山に挑む下りがバック運転。

'74-12-27　立野
立野鉄橋を渡る、逆Ｃ１２ ２０８の貨物列車

'74-12-27　立野〜長陽
立野を去る､Ｃ１２ ２０８の熊本行き単回

私にとって、現役Ｃ１２最後の撮影でした。

'74-12-27　立野