木曽谷のＣ１２

中央西線には、中津川と木曽福島の２機関区にＣ１２が配置されていました。
本線仕業を持つ、中津川区と異なり、木曽福島区は、木曽福島駅構内と
機関区無火機の入換え、そして、林鉄が残っていた上松駅構内の入換えが
主任務でした。最後は、元明知線最終機であるＣ１２−６９とＣ１２−２３０が
使用され幕を閉じました。

また、トラストトレイン牽引機のＣ１２−１６４も木曽福島で使用されていました。
　

今は亡き、木曽福島機関区の転車台脇で一服するＣ１２−６９（木）
この時の木曽福島の住人は、Ｃ１２−２３０とＣ１２−６９の２両のみ。

'73-12-29　木曽福島

　

デフ付きのＣ１２−１９９を狙って行った、
電化前の木曽福島で迎えてくれたのは、
トラ塗りのＣ１２−１７１
（現在は、下諏訪町に保存中）

隣りは、Ｄ５１牽引の１２系団臨

Ｃ１２−１９９は、飯山線戸狩銀嶺号用に
貸し出し中で、庫には代りにＣ５６が。

'72-1-16　木曽福島
　 　
真っ白な蒸気を上げて入換え中の、
Ｃ１２−６９

'73-12-29　木曽福島
　 　
Ｃ１２−６９のサイド

現役晩年の多くの蒸機と同じく、随分
白く汚れてます。

'73-12-29　木曽福島
　 　

まだ、Ｄ５１現役の頃でした。

'72-1-16